2026年7月23日木曜日

回転窓/環境配慮が広がる資格

 標高のある高原でこの時期に見頃を迎えるニッコウキスゲ。だいだい色の花はやんちゃでかわいい子どものようだし、少し反り返って咲く姿は気品のある大人のようにも見える▼その群生地は、山道が車で渋滞することが多く、この3連休は長野県のある自然保護センターが回り道を案内していた。大勢の人が花をめでてくれるのはうれしいけれど、こんなに混雑していなかった頃の花の色と山の景色を懐かしく思えた▼日本生態系協会が運用しているビオトープ管理士の受験者が着実に増えている。自然の保全や再生が安心して任せられる技術者を増やすことなどを目的に創設された▼資格は建設技術者にとどまらず、一般の保持者もいて2級は小学生の合格者が登場した。今年の受験申し込みは9月14日まで。入札契約の優遇があって建設関係者の受験が目立つものの、協会担当者は「環境を巡る意識の高さ、広がりを感じている」と話す▼ニッコウキスゲの見頃は1週間ほど。人の暮らしも建設業の仕事も、自然との向き合い方が問われ続けていく。環境配慮の行為が重なって、花の見頃が少しでも延びるようならうれしい。


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from 論説・コラム – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=186258
via 日刊建設工業新聞

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