2026年7月3日金曜日

関東、中部、北陸の3整備局/陸自東部方面隊と協定締結/災害時の連携強化

 関東、中部、北陸の3地方整備局は、陸上自衛隊東部方面隊と災害時の連携・協力についての協定を締結した。各機関が個別に交わしている災害協定とは別に4者共同の協定を新たに作成。災害対策基本法の一部改正で地方自治体に対する国の支援体制が強化された。被災情報の交換に加え、物資や救援部隊が参集するのに必要な土地情報などを共有する。
 災害時に備えて広域的な災害協定を締結するのは、陸上自衛隊に所属する五つの方面隊で東部方面隊が初めて。
 東部方面隊が管轄する関東甲信越と静岡を含む11都県は、首都直下や南海トラフなどの巨大地震や富士山噴火などのリスクを抱えている。激甚災害に対応するため、4者は▽情報交換▽土地等の使用▽輸送・技術協力-の3項目について連携する。迅速に対応できるよう防災訓練なども行う。
 各整備局が保有する河川や道路のCCTV映像、東部方面隊のヘリコプター映像を共有して救助や被災調査をしやすくする。物資供給やテックフォース(緊急災害対策派遣隊)の活動拠点として4者が管理する国営公園や自衛隊の使用地を合わせ121カ所を提供する。2024年1月の能登半島地震を教訓に、孤立地域への人員や資機材の運搬でも技術協力する。
 4者は1日に東京都練馬区の陸上自衛隊朝霞駐屯地で締結式を開き、協定書に調印した。席上、上田和幹東部方面総監は「大規模災害への対応力を強化し、国民の負託に応える」と表明した。
 橋本雅道関東整備局長は「4者が協定を結ぶことで応急復旧活動に対する能力向上が期待できる」と語った。森本輝中部整備局長は、防災訓練を通じて「テックフォースのオペレーションに役立てたい」と強調。植田雅俊北陸整備局長も4者との「緊密な連携」を目指すとした。


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from 行政・団体 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=185740
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