2015年2月18日水曜日

東京メトロ/南千住駅で太陽光発電開始/付帯設備に電力使用

 東京メトロは17日、日比谷線南千住駅に設置した太陽光発電システム(発電出力80キロワット)の稼働を開始した。年間の発電量は約8万キロワット時(一般家庭23世帯分)を見込み、二酸化炭素(CO2)の排出量を約42・4トン削減できるという。
 同駅で発電した電力は照明や空調などの付帯設備に使用。発電量が多い場合は三ノ輪駅など隣接駅にも供給する。
 東京メトロは長期環境戦略の中で、地上駅の屋根に太陽光発電システムを導入することを掲げ、これまでに同駅のほか、千代田線北綾瀬駅、東西線(西葛西駅~原木中山駅)7駅の計9駅にシステムを設置した。
 今後は東西線西船橋駅にも導入する予定。同駅への設置により、東西線地上8駅合計でメガソーラー規模(発電出力1000キロワット以上)となる「東西線ソーラー発電所」計画が完了する。

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