大成建設が、女性の活躍推進・生産性向上を目指して独自の創意工夫を行っている組織を顕彰する第2回「エンパワーメント大賞」(主催=ワーキングウーマン・パワーアップ会議、日本生産性本部)を受賞した。女性の職域を積極的に拡大し、建設現場や営業職に就く社員が大幅に増加したことが高く評価された。20日に東京都内で開かれた「エンパワーメント・フォーラム2015」で表彰を受けた。
同社は2006年に女性活躍の取り組みを本格化させ、施策を立案・展開してきた。男性社員中心だった建設現場や営業職に女性の職域を拡大するとともに、女性社員の能力開発を支援。現場で施工や事務管理に従事する女性社員は06年に14人だったが、14年には140人と10倍に増えた。
「女性管理職の数を2020年に3倍にする」との目標を掲げており、09年には女性ライン管理職、14年には女性部長が誕生している。
日本生産性本部の茂木友三郎会長(右)と、大成建設の阿久根操代表取締役副社長 |
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