自動車レースのF1ブームを背景に、三菱地所の設計部門だった1991年に発足した自動車部(通称・車部、シャブ)。2度の休止期間を経て、発足20年目に当たる2011年に再結成された。
発足時のメンバーは20代の若手18人(男11人、女7人)だったが、現在は40代の男性社員を中心に、20代から60代までの30人(男28人、女2人)で構成する。
所属は三菱地所設計、グループ会社とさまざま。正社員・協力スタッフなど、職能や役職を問わずに参加できる。会社内での上下関係や年齢差、雇用関係などがまったく意識されないフラットな集まりになっているのが特徴だ。
真の「クルマ好き」の集団であるため、部員が集まれば100%、クルマの話題しか出ないという。主な活動は年に1、2回の走行会と懇親会。最近では、伊豆半島、天竜川流域、筑波山などで走行会を行っている。1回の走行会には十数人が参加し、十数台の車を連ねて走る。それぞれがボンネットを開け、エンジン仕様と音の品評会を行うのが恒例だ。
代表を務める野村和宣建築設計三部長は、「クルマを愛する者たちの集いという『心地よさ』や『フラットな関係』を大切にするため、今後も変わらぬ活動を続けていきたい」と話している。
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