元日に発行した本紙新春企画特集号で、ゼネコンで働く申年生まれの男女29人が〈16年の抱負〉を披露している▼入社20年以上のキャリアを持つベテランは「考えるな!感じろ!」と、ブルース・リー主演映画『燃えよドラゴン』のせりふで意気込みを表現。余計な固定観念を持たずに思考していきたいという▼社会人2年目を今年迎える土木技術者は「毎日、『今日も充実した日だった』と感じる余裕を持ちたい」と前向き。建築技術者の一人は、名経営者・松下幸之助が残した「感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく」の名言に学び、今年の目標を「感謝の気持ちを高めていく」と掲げる▼小欄が16年の建設産業界でカギとなる一文字に挙げるのは〈連〉。協力会社やグループ会社との連携強化をはじめ、これまで以上に〈連〉を意識した企業戦略が求められよう▼「基礎固め」「柔軟な対応力」「チャレンジ」「スピード感を持った現場支援」「説明力」「飛躍」「禁煙」-。本紙に29人が寄せてくれた目標や決意はさまざまだが、それぞれに充実した1年となりますように。
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