2016年1月26日火曜日

【顔を上げ、前を見据える】建設業「命」の現場で・17/第3章・線引きと選択と

朝日に照らされる閖上地区。10年後、この景色は大きく変わっている。
その姿を見たいと思う
 ◇海の民は強かった、そう言える未来を◇

 東日本大震災からの復興が進む宮城県名取市の閖上ゆりあげ地区。6月には初弾の災害公営住宅で入居が始まる。ただ、同地区の想定人口は震災前の半分に満たない約2400人。住民の高齢化率も高まると見られる。スーパーや医療機関の進出は現段階で未定。鉄道の駅から離れており公共交通の充実も必要…。課題は山積みだ。

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