アジア航測は、最新式の双発航空機「ビーチクラフトキングエア」を導入した。航空測量を行う際にセスナのような小型単発機よりも早く災害現場などに向かうことができる。
測量時には低速飛行が可能となるため、効率良くデータを取得できる。測量に必要な器材設置などを経て、5月から運行する予定だ。
導入機種は、米航空機メーカー・ビーチクラフトが1983年から製造しているキングエアシリーズの最新機種「C90GTx」。安全面や性能の改良を重ねた結果、巡航速度を高めるとともに、低速での巡航が可能。機体姿勢が安定している点も大きな特徴だ。
同社は54年12月の創業時から航空機を保有し、56年には自社運航も行っている。大規模地震や水害といった自然災害が頻発する中、同社は最新機の導入によって効率的な測量データの取得に結びつける。
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