東京・丸の内に建設された東京会館の「新本館」が8日に開業した。
東京会館と東京商工会議所、三菱地所の3者が共同開発した丸の内二重橋ビルディング(千代田区丸の内3の2の3)の低層階に入居。1922年の創業当時から提供する本格フレンチを継承したレストランをはじめ、バンケットや結婚式場が入る複合施設となる。
同日のセレモニーで東京会館の渡辺訓章社長は「22年に迎える創業100周年とその先に向け、お客さまに愛されるホスピタリティー施設の運営に全力を尽くす」とあいさつした。テープカットでは渡辺社長をはじめ、元宝塚歌劇団星組トップスターで女優の湖月わたるさんらがはさみを入れ、門出を祝った。
新本館は丸の内二重橋ビルディング(地下4階地上30階塔屋2階建て延べ17万4000平方メートル)の地下1階から地上7階を占める。丸の内二重橋ビルディングの設計・監理は、三菱地所設計がプロジェクト全体を担当し、東京会館専有部を日建設計コンストラクション・マネジメントが手掛けた。大成建設が施工した。
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