2019年1月22日火曜日

【回転窓】受験シーズン真っ盛り

先週末に大学入試センター試験が全国で行われた。志願者数は57・6万人で、全体の80・6%が今春に高校などを卒業予定の現役生だったそう▼19日に行われた英語の試験。リスニングでユニークな問題が出題されたとニュースで話題になっていた。問題に添えられたイラストはニンジンとリンゴ、キュウリ、ブドウ。姿や表情がシュールだったようで、問題の公表後には早速、キャラクターを使った動画などがインターネットに登場したとか▼受験生は合格まで気が抜けない日々を過ごすだろうが、吉報が届くことを願っている。この春大学に入る人が卒業し、就職するのは早ければ2023年の春。東京五輪・パラリンピックは過去の話となり、新しい元号に違和感を持たなくなっているはず▼景気がどうなっているのか予測するのは難しく、今は超売り手市場の採用戦線も様変わりしているかもしれない。ただ国内の労働人口が減り続ける流れに大きな変化はないだろう▼企業にとって会社の将来を担う優秀な人材を確保し、育てていくのは経営における最重要課題の一つ。事業環境がより良い方向になっていくことを願う。

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