年末年始の休暇を終え今日が仕事始めという方も多かろう。新年を迎え企業や行政機関、団体などではトップが年頭のあいさつで今年1年の方針を職員に伝える▼こうした年頭訓示を記事にするのが記者にとって、年が明けて手を付ける最初の仕事になるケースが多い。社会・経済情勢の変化は目まぐるしく、春には元号が変わる。今年の年頭訓示では「変化」に着目した首脳が多いようだ▼2019年の建設業は「初」という言葉も目立ちそう。技能者の資格と就業履歴を業界統一の仕様で登録・管理する建設キャリアアップシステムが本格稼働する。建設業は5年猶予となるが時間外労働の罰則付き上限規制の適用も始まる。改正出入国管理法に基づき外国人材の活用も進んでいく▼同システムの稼働は技量に応じた処遇の実現を促すなど新しい付加価値を生む。時間外労働規制と外国人材の活用は建設生産活動の見直しを迫ることになるだろう。初と変化にしっかりと向き合う必要がある▼そのためにもまずは健康第一。現場や事務所、新天地それぞれで仕事を始める皆さんにとって今年が健やかな1年になりますように。
0 comments :
コメントを投稿