国内で大規模な国際スポーツイベントの開催が相次ぐ。今年のラグビーワールドカップ、2020年東京五輪・パラリンピックに続き、21年には生涯スポーツの国際大会であるワールドマスターズゲームズ(WMG)が関西エリアで開かれる▼WMGは五輪と同じく4年ごとに開催され、アジア初の次期大会は10回目の記念大会でもある。競技種目の中には綱引きやゲートボールなどもあり、おおむね30歳以上のスポーツ愛好者であれば誰もが参加できる▼開催地は近畿6府県に鳥取、徳島両県が加わる。目標参加者数は国外2万人、国内3万人。帯同するコーチや家族を含めると16万人以上が訪れ、宿泊費や食費、交通費などを合わせた経済効果は全国規模で1400億円超に上るとの試算結果も▼世界のトップアスリートたちが競い合う姿を観戦して高まるスポーツへの機運が、3年後の市民参加型のスポーツの祭典へとつながる。3大イベントが国内の経済や社会にもたらす恩恵に期待は膨らむ▼スポーツによる健康維持や体力増進の効果は言わずもがな。正月太りの体を元に戻すためにも、まずは運動不足の解消に努めよう。
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