渋谷駅東口地下広場の完成イメージ |
地下広場は東急電鉄(代表者)、都市再生機構が施行する「渋谷駅街区土地区画整理事業」の一環で整備している。JRと東京メトロ銀座線乗り場がある高層部と、東急電鉄などの乗り場がある地下部を結ぶ。
広場内には渋谷駅前エリアマネジメントが、区の都市再生整備計画による道路占用の特例を活用し「UPLIGHT CAFE」を設置。渋谷の観光案内機能を備えたカフェとして営業する。
渋谷二丁目17地区の所在地は渋谷区渋谷2の17ほか(施行区域面積0・5ヘクタール)。老朽化している建物、高低差、区域内の動線の未整備などが課題となっている。
計画によると、再開発ビルの規模は地下2階地上23階建て延べ4万5000平方メートル。地上1階に路面店舗を配置。地上2階にデッキを設け、周辺施設と行き来できるようにする。3、4階はワーカー向けの支援施設となる。5~23階にオフィスが入る。
開発事業のコンセプトは「TSUNAGI-BA」。渋谷と青山との結節点として「渋谷駅東側にさらににぎわいをもたらす」(東京急行電鉄・田邊秀治渋谷開発事業部開発計画グループ課長)施設を目指す。
設計は東急設計コンサルタントと三菱地所設計、パシフィックコンサルタンツのJVが担当。2020年7月の権利変換計画認可を経て同10月の着工、24年5月の竣工を予定する。
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