2019年8月22日木曜日

【回転窓】ラグビーの聖地は神社?!

ラグビーワールドカップ日本大会の開幕まで1カ月を切った。出場20カ国が4グループに分かれて予選を戦い、決勝トーナメント進出を争う。開幕戦に向けて日本代表も強化合宿に入り、大会の登録メンバーを絞り込む▼熱戦が繰り広げられる12会場には世界各国から多くの人たちが訪れる。全48試合のチケット販売も好調のようだ。運営側も大会の成功に向け、さまざまなイベントを開いて盛り上げている▼オフィシャルスポンサーの三菱地所は20日、東京駅前の丸ビル外構部に「丸の内ラグビー神社」を建立。ラグビーポール型の鳥居や楕円(だえん)形の鈴を設け、ラグビーボール型の絵馬に願掛けもできる▼まつられた神様は球技上達の御利益があるとされる神魂命(かんたまのみこと)。世界遺産・下鴨神社(京都市左京区)にある雑太社(さわたしゃ)の神様で、1910年には境内で関西初のラグビーが行われた▼下鴨神社では決勝戦のパブリックビューイングを計画。経費の一部をクラウドファンディングで募るという。ラグビーを通じて多く人たちがつながり、聖地で世界最高峰のプレーに感動することを願う。

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