2026年6月8日月曜日

凜/関東地方整備局道路部道路計画第一課・横内麻里子さん/広い視野大切に道路整備

 多くの道路は自動車が優先され、「歩行者や自転車は遠回りを強いられる」という思いが幼い頃から心のどこかにあった。自分にできることはないか--。そんな思いが「土木を志すきっかけになった」。公共性の高い道路は誰もが使いやすくなければいけない。そのために必要な「物事を俯瞰(ふかん)して見る広い視野」と「苦労をいとわない姿勢」を大切にする。
 国土交通省に入ったのは、コロナ禍で閉塞(へいそく)感が漂っていた時期だった。オンライン研修を経て北首都国道事務所に配属。初めて携わった国道4号東埼玉道路の整備事業は、2025年6月に一部が開通した。「プライベートでも現地を見に行った」というほど思い入れが強く開通の喜びもひとしおだった。
 その後、横浜国道事務所へ異動し、横浜環状南線の建設工事を担当。道路整備に必要な地下空間が狭く、「制約の多い現場」に苦労した。事業に関わる多くの人と組織や立場の垣根を越えて何でも話せる関係を築き、信頼関係の大切さを学んだ。
 現在は道路部に所属し、発注工事の事業評価や報道発表の資料作成などを担当する。仕事ぶりが評価され、若手職員を対象とした研修では講師も務めた。「業務が目まぐるしく変わるので、ついていくのに必死」とはにかみながら話す。それでも「多くの経験を積める」と前向きに捉える姿勢に、より良い道路づくりへの思いがにじむ。
 (よこうち・まりこ)


https://www.decn.co.jp/inc/uploads/2026/06/202606081204003-1.jpg

from 人事・動静 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=184982
via 日刊建設工業新聞

0 comments :

コメントを投稿