清水建設は、アスベスト(石綿)含有建材が付着した廃アルミパネルを新築工事向け建材の原材料に再生利用する。東京駅日本橋口前で施工中の国内最高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」に設置するアルミサッシの原材料として使う。少ない水量で高い除去効率が確保できる自社技術を活用。パネル裏面の石綿含有建材を除去する。スクラップ材としての品質を有価売却できるまでに高めた。
再生アルミサッシはYKKAPの協力を得て製作した。取り組みの初弾として、東京駅日本橋口前再開発の一環で解体された朝日生命大手町ビルの外装アルミパネルを再資源化。石綿含有建材の付着物を分別処理し、跡地で施工中のトーチタワーに取り入れた。
清水建設によると、解体現場で回収される外装アルミパネルは、石綿を含有する樹脂状の防振材が裏面に塗布されていることが多く、再資源化の支障になっている。そのため廃アルミパネルの大部分はパネルごと石綿含有廃棄物として埋め立て処分されている。
同社はこうした課題に対処するため、自社開発した小水量型超高圧ウオータージェット工法「S-Jet」を活用。手作業では困難だった石綿含有建材を効率的、低コストで取り除く。
解体時に分別回収した朝日生命大手町ビルの外装アルミパネル91トンをサッシメーカーとスクラップ事業者に有価売却。うち約31トンをトーチタワー向けに製作するアルミサッシの原材料として活用した。これからトーチタワーの建設現場に順次搬入し、地上14~54階に設けるサッシの一部に採用していく。
同社は、アルミ建材に限らず幅広い新築・解体現場由来の廃材の再資源化に取り組んでいく。
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from 技術・商品 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=185048
via 日刊建設工業新聞


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