2026年6月16日火曜日

関東整備局/受発注者で3Dモデルの内製化進む/意思疎通スムーズに

 設計や施工の3Dデータの内製化が建設会社などで広がっている。直轄の工事や業務を受注する企業を対象に、関東地方整備局がBIM/CIMの活用状況を聴取。回答した272人の中で「3Dモデルを編集できる」割合は1割を超えた。3Dデータを外注するよりもコストが抑えられるだけでなく、受発注者の意思疎通が素早くできるという点が内製化の流れを生んでいる。
 関東整備局が発注した工事や業務を受注した建設会社と建設コンサルタントの担当者272人の意見をまとめた。BIM/CIMの編集スキルやソフトウエアの操作・閲覧ができるかを1~2月に聞いた。
 3Dモデルの編集が可能と回答した割合は12%で、2024年度の9%を3ポイント上回った。これまで3Dデータを作製する専業の会社に支払っていたコストの縮減につながる。発注者の依頼で設計図面を修正する際の対応スピードが速い点が、内製化が進んでいる理由とみられる。
 発注機関である関東整備局の職員91人のうち、「ソフトウエアの操作とデータの閲覧が可能」と答えたのは38%(24年度実績35%)だった。BIM/CIMの原則適用で、3D起工測量や設計データを積極的に活用する事例が増えている。時代の潮流に乗るため、スキルアップに力を入れる職員が増えつつある。一方、「操作できない」と回答した職員も6割存在した。
 受発注者にとってメリットがある内製化の割合を高めるため、関東整備局は外部向けに行っている「DX研修・講習」にCIM講習を追加。4月以降、随時講習会を行っている。申し込みがあった受講者のうち55%が建設業、34%は建設コンサルや発注者支援業務の受注会社だった。CIM講習は7月17日と同21、22日に千葉県松戸市の関東技術事務所で行う予定だ。


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from 行政・団体 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=185232
via 日刊建設工業新聞

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