東洋建設は、ノルウェーを拠点とする造船会社・ヴァルドの造船所で建造していた自航式ケーブル敷設船の引き渡し式を26日に現地で開いた。国内最大級となる9000トンのケーブルタンクを搭載し、将来、浮体式洋上風力の係留や海底直流送電網の構築などに活用する。今後、約3カ月かけて日本に回航し、北海道の石狩湾新港を母港にする。
ケーブル敷設船の名称は「DISCOVERY(ディスカバリー)」。規模は総トン数約1・9万トン、全長150・1メートル、幅28メートル、深さ12・2メートル。9000トンのケーブルタンクと、400トンつり級のメインクレーンと100トンつり級のサブクレーンを搭載。大規模で高難度の敷設工事にワンストップで対応でき、自動船位保持スステムで変化の激しい海象条件にも安全で高精度なケーブル施工を実現する。
中村龍由社長は、建造に尽力したヴァルドの関係者らに感謝を伝えた。その上で「日本での本格的な事業展開に向けての準備を進めていくに当たり、顧客や事業パートナー、そして社会のために、長期的な価値創造に引き続き尽力する」とコメントした。
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