水資源機構が三重県伊賀市で建設している川上ダムの堤体コンクリート打設量が22日、20万㎥に到達した。堤体積約45万5000㎥の約44%。ダム本体の施工は大林組・佐藤工業・日本国土開発JVで、2023年3月の完成を目指している。
淀川水系木津川支川前深瀬川に計画された川上ダム(伊賀市阿保、青山羽根)は洪水調節や新規利水、流水の正常な機能維持を目的とした総貯水容量約3100万m3の重力式コンクリートダム(堤高84m、堤頂長334m)。総事業費1180億円を見込む。
18年9月に本体建設工事の起工式が行われ、基礎掘削完了後、19年7月から減勢工コンクリート打設、同9月に堤体コンクリート打設を開始。今年2月4日に総打設量が10万m3に到達していた。
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