創立90周年に合わせて13年ぶりに作業服をリニューアルした。「着用者がよりイチケンの従業員らしくあること」をテーマに検討。明るい印象を与えるようにトップスのメインカラーはホワイトグレーを採用し、ボトムスを色違いにすることで、都会的でスタイリッシュなイメージに仕上げた。
赤の差し色を取り入れた女性用作業服も用意。フルハーネス型の墜落制止用器具(安全帯)に対応したファン付き作業服もそろえた。
近年の酷暑に考慮して、夏物の作業服には遮熱性や紫外線(UV)カット、吸湿速乾性などに優れた機能性素材を用いた。冬物は作業効率を考えて、軽量で伸縮性に富んだ素材を採用した。
タブレットタイプのスマートフォンが収まるポケットや、現場手帳が入るパンツポケットを設けるなど収納機能も向上。落下防止のためポケットにジッパーも付けている。
中村訓之管理本部人事部専任部長は「サンプルを現場の社員に着用してもらったところ、『伸縮がほしい』『ズボンのところにゴムがほしい』などの意見が出た」と振り返る。現場の声を取り入れた完成品は非常に好評という。月末までに社員へ配布し6月15日の創立記念日から切り替える予定だ。
0 comments :
コメントを投稿