佐賀県武雄市は「新球場メインスタンド等建設工事基本設計」の概要を公表した。グラウンドは硬式野球公認野球場の規格を満たし両翼98メートル、センター122メートル。メインスタンドは423席で一部を屋根で覆い、規模はRC造2階建て延べ約650平方メートル。2020年度中の着工、22年度の供用を目指す。概算工事費は約15億円。設計担当は坂本設計事務所(佐賀県唐津市)。
白岩運動公園内の白岩球場が老朽化し、ナイター設備がないなど施設面の課題が多いため、東川登町永野の残土処分場に市では初の本格的な球場として移転建て替えする。
メインスタンドは1階に諸室、2階に観覧席を設ける。内野には盛り土スタンド、外野には芝生スタンドを配置。ナイター設備を備え、ブルペンは一部屋根付きとし、サブグラウンドやジョギング・ウオーキングコースを整備する。暑さ対策としてメインスタンド屋根と選手ベンチにミストシャワーを設置する。
8月末に実施設計を終え、20年度9月補正予算案に工事費を計上し予算が可決されれば工事発注する予定。完成後は22年の天皇賜杯全日本軟式野球大会や23年の国民スポーツ大会の軟式野球競技の会場として利用する予定だ。
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