福岡ソフトバンクホークスは、「ファーム本拠地球場(仮称)新築工事」の建設に着手した。9日に福岡県筑後市津島の現地で安全祈願祭が行われ、事業者、設計者、施工者の関係者多数が出席し、工事の安全を祈願した。設計・監理は久米設計と大成建設、施工は大成建設が担当。16年春(一部は16年6月)の竣工を目指す。
式典では、刈初之儀を王貞治福岡ソフトバンクホークス取締役会長、穿初之儀を安東直久米設計常務執行役員設計本部設計長、杭打之儀を繁治義信大成建設常務執行役員がそれぞれ行った。
ファーム本拠地球場(約7・2ヘクタール)は、プロ野球の福岡ソフトバンクホークスが選手を育成するためのファーム専用球場(2軍)で、メーンスタジアムとサブスタジアムの野球場、屋内練習場、クラブハウス、選手寮で構成。施設は3階建てで、最高高さはスタジアムが16・2メートル、屋内練習場が23・0メートル。
メーンスタジアム(約1・3ヘクタール)、サブスタジアム(約1・1ヘクタール)は、両翼部が長さ99メートル、センター部が長さ122メートル。メーンスタジアムの座席数は約3000席、照明灯6基を備える。メーンスタジアムは16年3月中旬、サブスタジアムは同6月の完成を予定している。クラブハウスは延べ2070平方メートル、選手寮(合宿所)は延べ1924平方メートル、室内練習場は延べ5806平方メートル。いずれも16年2月の竣工を目指す。
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