2015年1月26日月曜日

サークル/フジタ書道部/「OB・OG社員も参加し和気あいあい」

 発足から40年余りの歴史を持つ会社公認の老舗クラブ。首都圏で勤務する社員のほか、グループ会社の社員、会社を退職したOB・OGも活動に参加する。モットーは「よく学び、よく遊び、健康第一」。世代の垣根を越えて和気あいあいと書を学んでいる。
 週1回、OBが務める先生の下で、漢字や仮名、実用書、ペン字などを練習。書道雑誌の競書課題に毎月応募しているほか、年2回の昇段級試験にも挑戦している。メンバーの中には師範に上りつめた人もいるという。
 部員は約20人。若手を中心に勧誘活動も続ける。管理本部情報システム部に勤務する部員の加藤範子さんは「書道を新しく始めるにも、久しぶりに再開するにも会社の部活動は良い機会です。現役社員は仕事の都合で活動に参加できないこともありますが、それぞれのペースで続けています」。外部の展覧会に作品を出す部員も多い。3月には春の昇段級試験が控えており、それぞれの目標に向けて練習にも力が入る。
 現役とOB・OGの社員が自然と交流できる貴重な機会を提供する役割も果たしている。部員の中には創部以来所属し続けている生き字引のような存在の人も。練習はもちろんだが、忘年会や新年会、食事会などの開催も重要な活動の一つ。「酒道部」という別名もあるとかないとか…。

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