三機工業が制作した15年版カレンダー「Growing Mother Tree 伸びゆく実りの大樹」=写真=が、日本印刷産業連合会(日印産連、稲木歳明会長)などが主催する第66回全国カレンダー展で、部門金賞と日印産連会長賞をダブル受賞した。
4月に迎える創立90周年をコンセプトに、樹齢90年の大樹が次の100年に向けて枝葉をさらに茂らせるイメージを表現。日本画家の野地美樹子さんと、グラフィックアーティストの谷口広樹さんのコラボレーションで作品を完成させた。印刷は大日本印刷が担当した。
全国カレンダー展は1950年に始まり、民間企業や印刷会社、出版社が制作するカレンダーの中から、企画力やデザイン力、印刷技術に優れた作品を選んでいる。今回は658点の応募があり73点が入賞。特別賞として経済産業大臣賞や文部科学大臣賞、同社が受賞した日印産連会長賞などの受賞作品が選ばれている。
入賞作品を一般公開する展示会は、13~17日に東京都中央区の東京銀座画廊美術館で、21~29日には大阪市中央区のペーパーボイス大阪でそれぞれ開かれる。
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