新潟県建設産業団体連合会(新潟県建産連、本間達郎会長)は13日、一年間の工事の安全と建物が永遠に栄えることを祈念する年頭恒例の「工始祭・匠始(たくみはじめ)の儀式」を、新潟市の白山神社で開いた。
新潟県建設業協会の幹部や、新潟県建産連加盟の各建設産業団体の代表、来賓の高橋猛新潟県土木部長、梅澤眞一新潟労働局長代理の長谷川文雄労働基準部健康安全課課長らが、この一年の建設工事の安全と業界の安泰を祈願した。
神社本殿で行われた祭事では、神官によるおはらい、祝詞奏上の後、古式ゆかしい装束をまとった新潟市建築組合連合会の会員8人による匠始の儀式が行われた。
長さ3メートル余りの白木の神木に鋸(のこぎり)をひく「鋸の儀」、神木の両側に分かれて墨を指し、墨付けを行う「墨指し、墨付けの儀」に続いて、神木を整える「釿打(ちょうなうち)の儀」を行った。この後、若手の氏子が神木に鉋(かんな)を引く「鉋の儀」を行い、工始祭・匠始の儀式を無事終えた。工始祭は、匠始の儀式として同連合会が数十年来絶えることなく続けている古式ゆかしい新年の祭事。
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