2015年1月9日金曜日

日鳶連/国交大臣室で「祝い木遣り」披露

 日本鳶工業連合会(日鳶連、永井克弘会長)は8日、太田昭宏国土交通相を新年のあいさつで訪ね、大臣室で伝統の労働唄「祝い木遣り」を披露した=写真。
 木遣りは、建設機械がなかった時代に大勢の労働者が資材を人力で運ぶ際、力を一つに結集させ士気を高めるための「呼び声」として1200年代に始まったとされる。
 木遣りを披露したのは、日鳶連の地方組織に当たる神奈川県鳶工業連合会文化部に所属する木遣り師。張りのある伸びやかな声で歌い上げた。
 あいさつした永井会長は、国交省が力を入れる技能労働者の処遇改善の取り組みに謝意を示した上で、今年で設立から50周年を迎える日鳶連の今後の活動への協力を求めた。
 太田国交相は「建設産業は現場の力が一番大事だ。皆さんには大変期待しているので、今年も連携していい仕事をしていきたい」と激励した。

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