TOTOは、日本在住の外国人600人(10カ国・地域)を対象に、トイレに関するアンケートを実施した。それによると、日本の公共トイレで洋式トイレを選択すると回答した割合が83%に達し、日本の公共トイレで困ったことの1位が「和式トイレの使い方が分からなかった」。外国人が多く訪れる2020年東京五輪開催を控え、トイレの洋式化の必要性があらためて浮き彫りとなったとしている。
洋式トイレを選んだ理由として、3割以上に当たる32%が「温水洗浄便座がある」と回答。同社の主力商品であるウォシュレットを含む温水洗浄便座への支持が外国人の間でも広がっていることが分かった。一方で、「さまざまな操作ボタンの役割が分からなかった」と表記の不備を指摘する声も多く、外国人の使用も想定した操作性の向上が求められていることも明らかになった。
同社はアンケート結果を受け、「洋式化」「操作性の向上」「ウォシュレット(温水洗浄便座)完備」が日本の公共トイレに求められていると結論付けている。
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