2015年1月20日火曜日

東急建設/技研で親子向けイベント開く/乗っても壊れない紙の橋製作

 東急建設は17日、相模原市中央区の技術研究所で親子向けの体験イベントを行った。東京急行電鉄グループが実施している「とうきゅうキッズプログラム」の一環。10組20人の親子が参加し、壊れにくい橋を紙で作ったり、実験室に入ったりした。  冒頭、小林昭人取締役兼常務執行役員管理本部長は「(イベントを通じて)東急グループへの関心と、建設業やものづくりへの興味を持っていただきたい。この中から東急建設に入社したいという子が出てくるとうれしい」とあいさつした。  参加した親子は、ミニカーやペットボトルを載せるため、形や強度を変えながら紙の橋を製作=写真。最後には子どもが乗れる紙の橋を完成させた。風洞実験室、人工気象室、音響実験室も見学。風速11メートルの風を体験したほか、残響室と無響室で音の違いについて学習した。人工気象室では、クイズで日本の最低・最高気温を確認した上で、41度の室内に入った。無線操作による工事体験では、タワークレーンを使ってブロックを積み上げ、東京・渋谷の渋谷ヒカリエの模型などを完成させた。  最後に沼上清執行役員技術研究所長は「将来の建設マン、建設ウーマンに出会えたかもしれない。ぜひ東急ファンになってほしい」と呼び掛けた。

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