新年の決意を表明する中村日建連会長 |
中村会長は、太田国交相が昨年末の第3次安倍内閣発足後の記者会見で、国土強靱(きょうじん)化や防災・減災の必要性を強調したことに触れ、業界として協力する考えをあらためて表明。その上で「国民生活の安全と経済活動の基盤となる社会資本の着実な整備のため、適切、安定的な公共事業予算の確保を」と要望した。
太田国交相は「2020年の後も見通しが利くような予算編成に取り組み、皆さんが後輩を育て、頑張っていただける環境の整備に全力を挙げたい。現場で汗を流す人が尊いという日本をつくっていかねばならない」と語った。竹下復興相は「東京五輪の聖火ランナーが東日本大震災の被災地を走る。東北、日本の底力を世界に発信しないといけない」とあいさつした。
乾杯の音頭を取った近藤全建会長は「昨年は将来に向けた具体的な活動を開始した1年だった。今年はその活動を推進、加速することが大事だ」と述べた。
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