2022年2月2日水曜日

【回転窓】給食と雪道の合い言葉

  寒い日の続く今冬。関東のある小学校は、子どもたちのために昨日の給食で「まごはやさしいごはん」を提供した▼豆、ゴマ、ワカメ(海藻類)、野菜、魚、しいたけ(キノコ類)、いもの7品目の入ったまぜご飯。新型コロナウイルス感染症が再拡大し、黙食が日課の給食を少しでも楽しんでもらう気持ちも献立に込めたと聞いた▼二十四節気の大寒から立春へ、今週は暦の上で季節が変わるものの、寒気が居座り、まだまだ降雪予報の地域が多い。生活に欠かせない除雪は、感染症対策を徹底しつつ地域建設業各社が昼夜の作業に対応している▼オペレーターの班編成を工夫し、感染者や濃厚接触者の発生に備えたり、密を避けて過ごしてもらえるように広い休憩所を用意したりした建設会社がある。人工知能(AI)で降雪に応じた作業計画を立案するような研究開発も進んできている▼立春を過ぎても週末は再び寒気が南下する予報となった。雪道走行の合言葉は、ゆっくり、ゆるやか、ゆったりの頭文字を取った「3Y」。外出せざるを得ないなら余裕を持って急な加減速を避け、除雪に感謝しながら。常に安全運転を心掛けたい。

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