2022年2月4日金曜日

【設計・施工は清水建設】千葉ジェッツ新アリーナ(千葉県船橋市)、月内着工へ

アリーナの完成イメージ(千葉ジェッツ提供)

  男子プロバスケットボール・Bリーグの千葉ジェッツは、2日に開いた記者会見で新アリーナの建設に着手すると発表した。三井不動産と千葉ジェッツ親会社のミクシィが事業主体となり、千葉県船橋市の南船橋駅近くに延べ約3万平方メートル、客席数1万席の新アリーナを建設する。月内に着工し、2024年春の竣工を目指す。設計・施工は清水建設。外装コンセプトデザインはHKS、ランドスケープデザインはSWA Groupが担当した。

 新アリーナの名称は「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY」。大型商業施設・ららぽーとTOKYO-BAYの駐車場(船橋市浜町2)だった場所に建設する。敷地面積は約2万平方メートル。規模はS造4階建て延3万1000平方メートル。

アリーナ内部の完成イメージ(千葉ジェッツ提供)

 アリーナ中央に4面の大型ビジョンを設け、全周囲からコートが見やすい設計で試合の臨場感を高める。敷地内に大きな場外広場を設け飲食ブースなどを出店する計画もある。会見で千葉ジェッツの田村征也社長は「(新アリーナの建設で)より多くの人に試合を楽しんでもらえる。アリーナグルメの充実など試合観戦以外でも楽しめる非日常体験を提供していきたい」と語った。

 新アリーナはミクシィと三井不動産の共同出資会社が所有し運営する。千葉ジェッツは24~25年のシーズンから利用する。現在は船橋市総合体育館(習志野台7の5の1)を本拠地として使用。観客席は4220人で、新アリーナは倍以上の規模となる。

アリーナの鳥瞰イメージ(千葉ジェッツ提供)

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