ときどき近所のスーパーで大福を買う。先日買ってみるといつもよりお餅が柔らかく、おいしく感じた。どうやら仕入れ先メーカーを変えたらしい。これをきっかけに、もっとおいしい大福がないかとネットで調べた。すると東京には三大豆大福なるものがあるという◆先日、そのうちの一つ群林堂(文京区)を訪れた。店の外まで行列ができている。自分の番が回ってきた時には残りわずかだったが、辛うじて買うことができた。柔らかい餅の中に程よい甘さのあんこが詰まっていた。人気なのもうなずけた◆大福作りはお餅やえんどう豆の柔らかさ、あんこの甘さ加減に加え、手早くお餅であんこをくるむ作業など、実は高度な職人技が必要だ。日本はものづくりの国。それを支えているのが職人や技術者だ◆建設業もものづくり産業の一つ。先輩から技術を受け継ぎ、発展させて後輩に伝えていくことで優れた技術が未来へとつながっていく。担い手不足への対応など今後も注視していきたい。職人の技術力に思いをはせつつ、残り二つのお店にも行ってみようと思った。(W)
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