新型コロナウイルスの影響などによって不動産分野の市場環境が厳しさを増す一方で、南部カントー市の開発事業は活況を呈している。
政府は交通インフラへの積極投資を続けており、国内有数の開発ハブへと急成長させるための支援策を強力に推進する。ビングループやノバランド、FLC、LDGといった大手デベロッパーも開発プロジェクトを積極展開している。
カントー市はメコンデルタ地方の最大都市で、経済の中心。特に住宅需要は旺盛で、最近2年間で一部の住宅価格は3倍に上昇した。市は2017~21年の5年計画の中で新たな用地開発を重点施策に挙げている。交通網などインフラ整備に力を入れていることも事業者の投資意欲を喚起しており、不動産開発の市場拡大を後押ししている。
(セイ・ズン、3月19日)
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