盛岡市はBTO(建設・移管・運営)方式のPFIで進める「盛岡南公園野球場整備事業」の事業契約を3月26日付で結んだ。
契約先は公募型プロポーザルで優先交渉権者に選んだ清水建設が代表を務める企業グループ。契約額は税込みで108億8409万2378円だった。
清水建設を代表とする企業グループには構成企業として久慈設計や菱和建設、フクシ・エンタープライズ、日本体育施設、第一商事の5社が参画。協力企業として環境デザイン研究所が名を連ねる。
建設地は永井7の16の2ほか。清水建設グループの提案によると、野球場には観客席2万席(内野1万2000席、外野8000席)を確保。グラウンドは内野と外野の両方とも人工芝とする。ホームベースから両翼までの距離は100メートル、中堅までが122メートル。全面フルカラーLEDの大型映像装置を兼ねたスコアボードも設ける。プロ野球1軍の公式試合の誘致・開催を目指す。
市によると、2020年度に設計を実施。21~22年に工事を進め、23年4月の開業を予定。
0 comments :
コメントを投稿