5階に開設した「うみめがね」 |
海ほたるは全国に870カ所以上ある高速道路の休憩施設のうち、海上に位置する唯一の施設。年間760万人以上が利用する。1997年12月の供用から20年以上が経過し、利便性や顧客満足の向上を目的に2018年2月から大規模なリニューアル工事を行っていた。総工費は45億円で、商業施設に15億円、トイレ改修に15億円、うみめがねの整備に5億円、既設構造物撤去に10億円を投じた。
屋内タイプに変更した5階通路 |
シアターの名称は「うみめがね(アクアラインシアター)」。厳しい施工条件をクリアするために、設計から施工まで当時の最先端技術・工法を結集し、「土木のアポロ計画」と呼ばれた東京湾アクアラインが整備された背景と建設過程を没入感のある映像で紹介する。1~3階のトイレには、女性用のパウダーコーナーや多機能トイレなどの設備を導入した。
20日には小島治雄東京湾横断道路社長、小畠徹東日本高速会社社長、渡辺芳邦木更津市長、河南正幸千葉県県土整備部長、テナント関係者、ゲストで千葉県出身の女性タレントの吉木りささんらが参加したオープニングセレモニーを開いた。
小島社長は「4回のリニューアルの経験を生かし、風の影響を受けることなく楽しめるようにした館内のサービスを満喫してほしい」とあいさつ。
小畠社長は「建設過程を臨場感ある映像でご覧頂ける」とうみめがねに期待を寄せた。吉木さんは、海をイメージした青が差し色のワンピースで登場し、「『なんてきれいな海なんだ』と感じながら、海ほたるに何度も足を運んでほしい」とアピールした。
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