大林組は5日、スキー・ジャンプの岩佐明香選手を社員として採用したと発表した。日本オリンピック委員会(JOC)のトップアスリート就職支援制度「アスナビ」を活用した。
同社がアスリートを採用するのは2012年の家根谷依里選手(スノーボード・アルペン)に続いて2人目。岩佐選手への支援を通じてスキー・ジャンプ競技の発展を後押しする。
岩佐選手は「9歳から14年間続けてきたスキー・ジャンプ競技に、社会人として挑戦できる環境をいただき、感謝している。小さいころからの夢であるオリンピック金メダル獲得、ワールドカップ総合優勝を達成し、大林組の皆さんと喜びを分かち合えるよう精進する」とコメントしている。
岩佐選手は札幌市出身。18年のUHB杯ジャンプ大会と19年の雪印メグミルク杯全日本ジャンプ大会で優勝している。3月に行われた第90回宮様スキー大会国際競技会(札幌市、宮の森ジャンプ競技場)では、ノーマルヒルとラージヒルでともに2位となっている。
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