ベースカラーに採用したのはシルバーグレー。汚れが目立たないようにするのはもちろん、さまざまなICT(情報通信技術)を活用する昇降機事業の特徴を前面に打ち出そうと考えた。
背中には夜間の視認性を高めるため、横一文字の反射材を付けている。肩まわりにはシャープでスピード感を感じさせる赤いラインを入れ、移動中の見栄えまでも考慮している。
製作に当たっては、現場で働く従業員の意見を幅広く取り入れた。加えて重視したのがユニホームから伝わるイメージ。担当した前安全環境センター安全衛生担当の相馬卓磨さんによると、「着用していて自社を誇りに思えるようなユニホームにしていきたい」と考えたという。
現在の作業服を使い始めたのが2008年3月。デザインは社員に好評だ。16年夏から導入した空調服にもデザインを取り入れた。海外子会社の一部も同じデザインを採用するなど、社内だけでなく東芝グループの中でも人気があるという。
17年度からはブルゾンと冬ズボンで生地のポリエステル比率を変更。汚れが落ちやすく、洗濯してもくたびれにくくなった。デザインはそのままに、機能性の向上を図っている。
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