東京都は、2020年東京五輪・パラリンピック開催期間中の都発注工事の調整に向けた取り組み方針をまとめた。大会期間中の計34日間を対象に路上工事の回避策を講じる。
区部の競技会場周辺や大会輸送ルートのある地域では、発注時期の調整や工事の一時休止、夜間工事への振り替えなどを実施する。さらに都内全域で工事車両数の削減にも取り組む方針だ。今夏には本番に向けたテストとして、受注者の協力が得られる工事を対象に、早朝・夜間の工事車両出入りなどを試行する。
大会期間中の交通混雑緩和の取り組みをまとめた「都庁2020アクションプラン」に工事調整の項目を書き加えた。具体的には「路上工事によるボトルネック化の回避」と「工事から発生する車両数の削減」に取り組む。年間発注量の維持を前提に関係各局で具体策を検討する。
対象エリアは、▽大会関係地域(会場周辺や輸送ルート上)▽区部(会場など有り)▽同(会場など無し)▽多摩地域(圏央道内)▽同(圏央道外)-の5地域に分け、きめ細かく対応策を決めた。
大会関係地域や区部(会場など有り)では、都道などの道路工事を中心に路上工事を避ける。工事車両の出入り時間帯の振り替えなどによる車両数の削減は、対象エリアを区部(会場など無し)や多摩地域(圏央道内)にも広げる。さらに多摩地域(圏央道外)も含めて、大会関係地域を通行しないなど混雑回避を呼び掛ける。ただし、緊急対応工事や沿道建物へのライフライン供給工事などは調整対象に含めない方針だ。
今夏のテストは、大会期間に相当する7月22日~8月2日、同19~30日(いずれも土日は除く)に行われる。工事車両の出入り時間帯の振り替えや車両数削減への呼び掛けなどを実施予定だ。
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