大阪府立病院機構大阪母子医療センター(大阪府和泉市)は新センター棟建設の基本設計で、SRC造地下1階地上10階建て延べ3万6967平方メートルとする構造規模を固めた。引き続き、事業に関心のある設計業者と施工業者を対象に「基本設計説明会」を開催する。参加申し込みは11月6日まで受け付け、同8日に参加資格確認通知を送る。説明会は同12日にウェブ会議システム「Zoom」で実施し、基本設計の概要や今後のスケジュールを説明する。
新センター棟は既存施設の空調設備や給排水管が古くなったため、現在地で建て替える。泉北高速鉄道光明池駅の近くで和泉市室堂町840に位置する現敷地(6万8077平方メートル)の一角に建設する。事業手法は実施設計・施工一括(DB)方式を採用。建て替えに併せて新生児集中治療室(NICU)や新生児回復治療室(GCU)の拡充、個室の増加にも取り組み、周辺地域の周産期医療と小児医療の強化につなげる。
基本設計は安井建築設計事務所・シップヘルスケアリサーチ&コンサルティングJVが担当した。
2025年度に事業者を選定し、30年度までの開院を目指す。既存施設の撤去は31~32年度を予定。新センター棟建設後に現施設を撤去する。現手術棟など一部の施設は引き続き利用する。
from 工事・計画 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=168410
via 日刊建設工業新聞
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