2014年12月3日水曜日

余録/「橋ガール」の認知度向上へ/三井住友建設が「箸」袋製作

 「橋を造り続ける会社の橋好き女子『橋ガール』をさりげなくPRしたい」。三井住友建設は、主力商品の一つ、プレストレストコンクリート(PC)橋梁の実績をアピールしながら、ブランドイメージの浸透を目指して活動している橋ガールの認知度をさらに高めようと、箸(はし)袋を作った。コーポレートカラーの青に橋ガールの文字と、ウェブコンテンツに登場するキャラクター、英語表記の社名、長大橋梁のシルエットを入れた。「橋と箸(はし)を掛けた。アイデアは会議でかなりもみました」と広報担当者。箸袋は11月27日に東京都内で行った報道機関との懇親会でお披露目した。
 橋ガールは、「お橋見」と題し、同社が施工した国内外の橋梁を訪れ、その魅力や施工時の苦労などを分かりやすい言葉と独特の表現で紹介している。飲食店をはじめ地域のお勧めスポットの情報も提供。その活躍は、ライバル各社の広報担当者も一目を置いている。
 「橋ガール、じわじわ来てる予感!」(三井住友建設広報室)。人々の生活を支える橋梁の魅力とともに、造り上げるまでの精巧なプロセスを幅広く発信し、ブランド力の向上にまい進する。

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