国土交通省は、一般向けに建設業をPRする映像資料を作成する。技能者の高齢化や若年入職者の減少が続く中、建設業の仕事や魅力を知るきっかけにしてもらう狙い。「地域の守り手」「町医者」として重要な役割を担う建設業が総合建設業と多くの専門工事業で成り立っていることを分かりやすく伝えながら、業界のイメージアップと入職促進につながるような内容を想定している。
映像資料は約15分の本編と数分のダイジェスト版を作る。実写映像やコンピューターグラフィックス(CG)、アニメーションを使い、小・中・高の児童や生徒、建設業を知らない人でも理解できるようなストーリーに仕立てる。
本年度末までにDVDを200枚作り、各種説明会で使用するほか、インターネットの動画サイトへ投稿することも考えているという。
国交省は18日、作成業務を外注するため一般競争入札の手続きを始めた。「役務の提供等」のB・C等級企業が対象。15年1月7日に入札を締め切り、8日に開札する。
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