東急不動産と東急不動産SCマネジメント(東京都渋谷区、土屋光夫社長)は、東京都渋谷区のJR渋谷駅前にある商業施設「東急プラザ渋谷」を15年3月22日で閉館する。閉館後は「道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合」が計画している再開発事業用地とするため、15年度早期に建物の解体工事に入る。延べ約5・9万平方メートルの再開発ビル=完成イメージ=は16年1月に本体着工し、19年3月の完成を目指す。特定業務代行者として清水建設が既存建物解体や再開発ビルの建設を行う。
東急プラザ渋谷(渋谷区道玄坂1の2の2)は、地下2階地上9階建ての建物で、1965年に開業した。現在は約90店舗が入る。
再開発は、東急プラザを含む渋谷区道玄坂1の2、8の二つの街区(敷地面積3330平方メートル)で計画。新たなビルは地下4階地上18階建て延べ5万8900平方メートルの規模となる。低層部に商業施設、高層部にオフィスが入る。基本設計は日建設計、デザインアーキテクトは手塚建築研究所が担当。事業協力者として地権者でもある東急不動産が参画している。
計画によると、ビルの1階に空港リムジンバスなどが発着するバスターミナルを整備。クリエイティブ・コンテンツ産業や外資系企業などのための産業支援施設や、国内外の来街者のための観光支援施設なども設ける。
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