2014年12月2日火曜日

森ビル/虎ノ門ヒルズ(東京都港区)に巨大彫刻設置/国際新都心の象徴に

 森ビルは、東京都港区の虎ノ門ヒルズにある屋外広場「オーバル広場」に、世界的アーティストのジャウメ・プレンサ氏による彫刻作品「ルーツ」を設置した。11月28日に現地で行われた完成披露セレモニーには、森ビルの辻慎吾社長をはじめ、プレンサ氏、東京五輪組織委員会の森喜朗会長らが出席し、虎ノ門ヒルズの新たなシンボルの完成を祝った。
 ルーツは、八つの言語の文字を使って形作られた高さ約10メートルの巨大彫刻で、それぞれの文字が世界の多様性を意味し、多様な文化の違いを越えて人々が平和的に共存することが表現されている。
 セレモニーで辻社長は「虎ノ門ヒルズを起点に、世界の人々が共存する国際的な街づくりを進め、東京を世界一の都市にしたいとの願いを込めて設置した。国際新都心として生まれ変わりつつある姿を世界の人々に見てもらい、東京の磁力を示していきたい」と述べた。

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