JR東海が進めているリニア中央新幹線の建設プロジェクトで、新設する名古屋駅の建設工事が急ピッチで行われている。
新駅は東海道新幹線、在来線の名古屋駅直下に設置され、「営業中の新幹線の下で行うこれまでにない地中工事になる」(出口彰同社中央新幹線建設部名古屋建設部愛知工事事務所長)という。
東海道新幹線の既存高架を受け替えた上で地中を掘削するため、現場は深さ約75メートルの地中連続壁や仮受け杭を構築する仮受け準備工を実施している。
作業空間が高架下に限られており、高さを抑えた専用の掘削機や鉄筋かごの建て込み機を駆使しながら、「安全、環境の保全、地域との連携」(同)をモットーにした急速施工が続く。
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