東京・六本木周辺で計画されている総延べ約86万平方メートルの大規模再開発プロジェクトが始動する。虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(東京都港区)は、七つの街区で計画する再開発ビルのうち、三つの街区で施工者を決めた。
延べ約46万平方メートルのA街区と延べ約17万平方メートルのB-2街区を清水建設、延べ約19万平方メートルのB-1街区を三井住友建設が担当する。
計画地は外苑東通り(都道319号)や桜田通り(国道1号)に面する虎ノ門5ほか(区域面積8・1ヘクタール)。旧麻布郵便局のあるA街区をはじめ、B-1~2、C-1~4の計7街区に分けて整備する。
A街区の建物規模はS一部SRC・RC造地下5階地上64階建て延べ46万1292平方メートル。B-1街区がRC一部SRC・S造地下5階地上64階建て延べ18万5228平方メートル、B-2街区が同地下5階地上54階建て延べ16万9341平方メートルとなる。
A街区とB-2街区は8月初め、B-1街区は10月初めに着工し、2023年3月末の竣工を目指す。C-1~4街区の施工者は未定。すべての街区で森ビルが設計を手掛ける。
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