2019年3月14日木曜日

【26年国民スポーツ大会見据え調査実施】宮崎県、県営プール整備運営でPPP・PFI導入可能性調査

 宮崎県は、2026年開催の国民スポーツ大会などに対応するため計画している新たな県プール整備についての民間活力導入の可能性を調査する「県プールPPP/PFI手法導入可能性調査業務」の公募型プロポーザルを公告した。

 参加表明書と提案書の提出期限は4月3日。同17日にプレゼンテーション・ヒアリングを行い最優秀提案者を選定する。

 参加資格は県で物品の買い入れ等の「調査・研究・検査」または建設工事等の「都市計画および地方計画」か「建築設計」の入札参加資格があり、国内に本社か営業所を有し03年度以降に同種または類似業務の実績があることなど。

 業務内容は▽前提条件の整理と課題の抽出▽施設基本計画の検討支援▽運営計画の検討▽想定事業スキームの抽出・整理▽民間事業者ヒアリング▽VFM(バリュー・フォー・マネー)の算定▽事業評価と最適事業スキームの抽出▽事業化に向けた課題・スケジュール整理。履行期限は9月30日。参考業務規模は1270万円(税込み)を限度とする。

 プールの建設地は宮崎市錦本町の県有グラウンド内。敷地面積約5・8ヘクタールのうち駐車場を含むプール用地は1・6ヘクタール程度を想定している。

 施設は10レーンで可動床の50メートルプール、8レーンの25メートルプール、仮設を含め2500席程度の観客席、トレーニング室、多目的スペース、大規模災害対応の備蓄倉庫などで構成し、規模は地下1階地上3階建て延べ約1万2120平方メートル。

 PFIで行う場合は19年度後半に事業者選定を開始し20年度末までに事業者を選定、24年度の完成を予定している。担当は国体準備課(4月以降は国民スポーツ大会準備課)。

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