2019年3月25日月曜日

【長崎県大村市に新拠点】V・ファーレン長崎練習拠点整備、本社移転を追加提案

ジャパネットHDが公表したホームタウン整備の完成イメージ
(ジャパネットHDニュースリリースより)
通信販売大手のジャパネットホールディングス(HD)は、グループ会社でサッカーJリーグに所属するV・ファーレン長崎の新たな練習拠点整備で長崎県大村市に提案している施設計画を公表した。

 用地公募の際に想定していたサッカーコートやクラブハウスなどに加え、テレビショッピングスタジオやV・ファーレン長崎の本社機能の移転を提案。仮構想の施設として体育館やコールセンター、ホテルなどを挙げた。

 新たな練習拠点の整備では同社が10ヘクタール程度の土地の提供などに協力する県内自治体を募り、大村市が応募。市内の新工業団地(雄ケ原町)への整備について両者で協議を進めている。

 提案によるとサッカーコートは天然芝、人工芝各2面でクラブハウスやトレーニングケア施設、選手寮を設ける。雇用・人口の拡大に向けテレビスタジオとV・ファーレン長崎の本社機能を移転。レストランやファンスペース、飲食エリアも整備する。

 このほか仮構想段階の施設としてサッカー以外のプロバスケットボールなどへの参入も視野に入れたバスケットコート2面分の体育館、全天候型でハーフコート1面分の屋内練習場、保育所などを併設したコールセンター、ホテルや教育施設などの整備を挙げた。

 スタジオなどの機能移転に伴う雇用創出効果は約350人、その他の新設する機能も合わせると約470人程度の雇用を見込む。

 市では4月から新工業団地の分譲が始まることから4月の早い段階で整備の是非を判断する意向だ。

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