2019年3月25日月曜日

【受注総額280億円】三井住友建設JV、ミャンマーで橋梁建設受注

バゴー橋の完成イメージ(提供:国際協力機構)
三井住友建設は18日、ミャンマー・ヤンゴン市のバゴー川に架ける「バゴー橋」建設工事を、横河ブリッジとのJVで受注したと発表した。約2・7キロを施工する。受注総額は約280億円。12日に首都ネピドーで発注者の建設省橋梁局と契約した。

 工事名称は「バゴー橋建設事業(CP1-CP2)」。ヤンゴン市中心部と、ティラワ経済特別区を含むタンリン地区を隔てるバゴー川に、政府開発援助(ODA)で橋梁を整備する。CP1では延長1312メートルのアプローチ道路や、PC箱桁橋・鋼箱桁橋・鋼斜張橋を、CP2では延長1364メートルの鋼箱桁橋・PC箱桁橋と料金所を建設する。工期は32カ月。

 設計は▽日本工営▽オリエンタルコンサルタンツグローバル▽首都高速道路会社▽長大▽大日本コンサルタント-の5社JVが担当した。

 2013年にヤンゴン事務所を開設した同社は、ODA工事の受注に併せて、日系企業の進出に伴う生産施設などの建設工事も請け負いながら、ミャンマーの経済発展に貢献していく。

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