肩から腕にかけて一直線に伸びる濃紺のラインが印象的なダイケンエンジニアリングの作業着。「数百メートル先からでも一目で分かるほど良くも悪くも目立つ」というのが、現場で働く社員の声。だからこそ「どのような場面でもきちんとしないといけない」と、襟を正すきっかけになっているそうだ。
ベースカラーとして使っているのはコーポレートカラーのグレー。肩から腕に濃紺を配色したのは、材料を肩で担いだ時に汚れても目立たないよう配慮したためだ。リニューアルした2001年当時は斬新なデザインが評判だった。
左胸のポケットは深さ20cmで、レベルブック(測量野帳)が収納可能。落下防止のフラップも付いている。ポケット幅よりペン1~2本分幅を狭め、フラップを閉じていてもペンが抜き差しできる工夫も。
作業服づくりに携わった大阪支店建築部部長の福田統武さんによると使いやすさなどに加え、一目でダイケンエンジニアリングだと分かるデザインを考えるのに苦労した。
リニューアルから約20年。福田さんは「今も古さを感じさせないデザインだと自負している」と出来栄えに胸を張る。
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