2024年11月20日水曜日

土木学会/創立110周年記念式典開く、「土木の核とひろがり」テーマに

 土木学会(佐々木葉会長)は19日、「創立110周年記念式典」を東京都豊島区のホテルメトロポリタンで開いた=写真。「土木の核とひろがり」をテーマに、識者の記念講演、土木技術者の将来像に関する検討の成果発表、パネルディスカッションを行った。会場では「伝わる土木、伝える土木」と「20年後の土木技術者像を描く」の記念展示を実施。各地の見学会の様子と、産官学の若手が描いた土木の仕事・担い手の将来についてのパネルを見学できるようにした。450人が参加した。
 冒頭、佐々木会長は「式典はのびのびと自由に計画し、気楽に来ていただけるようにしてくれたらうれしいとお願いした」と説明した。その上で「110歳の誕生日を皆さんとお祝いするとともに、これからも元気に年を重ねられるよう、土木のアイデンティティーを考える機会にしてほしい。一人一人が土木の核と広がりを発見、再確認、アップデートする時間になれば」と話した。
 記念講演は法政大学の湯澤規子教授が「胃袋と土木の関係史-産業革命期の景観変化」の題目で行い、農業と土木の関係などを土木の世界の外からの視点で話した。会場では土木の仕事や技術者の将来などに関する検討成果が発表された。パネルディスカッションは、京都大学の勝見武氏、中央復建コンサルタンツの兼塚卓也氏、八千代エンジニヤリングの高橋悠太氏、東京科学大学の成毛悠樺氏、同大学の真田純子氏(コーディネーター)が参加した。




from 行事 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=169061
via 日刊建設工業新聞

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